1: これをピンチと言わずして◆aoV9UPlvFw 2014/03/26(水)10:06:57 ID:ssjqVPz2l
外交について
東京はニューヨーク、北京、ソウルを含む11の姉妹都市との連携関係があります。都市外交は国家同紙の良好な関係作りにも貢献しています。加えて、『アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)』の枠組みでは、危機管理、北京で起こっているPM2.5を含む環境問題、産業振興といった幅広い分野に連携して取組んでいます。
不運にも、北京がこのANMC21から離れました。台湾との関係を含む様々な問題で、台湾もまたメンバーですから。他にもジャカルタ、バンコク、ハノイといったアジアの主都が勢揃いしていますが、私が考えるに、北京なしにこのネットワークは完全ではない。
皆さんもご存知のように、恐らく石原慎太郎前知事の指導の下ではいくつかの問題が起こりました。そして今、都知事となった私の大きな任務の一つが、北京をこのネットワークに引き戻すことです。できるかぎり早急に北京を訪れたい。
中国に多くの友人がいます。先ほどお伝えしたように3.11のときは上海にいましたし、また台湾の国立大学でスピーチをしたこともあり、台北、北京、上海といった中国の大都市によく訪れます。台北と北京とは親密な関係を持っているのです。
特に、私は中国建国の父とも呼ばれる孫文について研究をしており、この偉大な人の伝記本を一冊書きました。中国語版もあり、今も手に入れることができます。そして中国や台湾の人々には周知ですが、福岡にいた私の祖先は、孫文の革命の手助けをしていました。福岡での炭鉱運営によって為した財で、経済的に援助をしていたということです。
100年前、私の家系は福岡におり非常に裕福で―元首相の麻生氏の家系も故郷が福岡で、私の祖父よりもずっと立派な炭鉱を所有していましたけれども。
(会場笑)
とにかく、私の家系は財産を投げ打って孫文を援助し、孫文もそれがあってあの革命を達成した。私が北京に行くと、彼らはこの物語をよく知っていますので、大変な歓迎をしてくれます。また、それなので何より一番に、北京を『アジア大都市ネットワーク21』に復帰させたいのです。
けれども、ご存知の通り両国関係は大変厳しい状況にあるので、彼らの感情問題を解決したい。また彼らは一人っ子政策、高齢者への厚生など、社会福祉の問題も山積みです。東京都ならばその手助けができる。ソウルもまた同様で、日本と韓国の両国関係は大変悪くなっていて、私はそれを少しでも良くしたい。
それから都知事選の期間中、私に対して、すべての候補者に対して、うんざりするような数々のネガティブキャンペーンが繰り広げられました。それによれば「舛添は韓国人だ」と。「韓国人はとても喜びますね」と返しておきましたが、私は日本人です。2000年前のことは分かりませんが。
(会場笑)
引用元: 舛添要一 「私の家系は財産を投げ打って孫文を援助し革命を達成した」 [03/26]