1: 名無しさん 2014/03/29(土)13:55:57 ID:BKgg5oThh
米ペンシルベニア州ピッツバーグの中学生スヴィア・マーチャンダニ君(14)が、
文書を印刷する際に使用する文字書体(フォント)を変えるだけで、ごみの削減とコスト
節約を同時に実現できる、との画期的な研究結果を発表し、注目を集めている。
この研究は、中学校の科学のプロジェクトとして始まった。スヴィア君は、中学校でもらう
プリントの量が小学校の時に比べかなり多いことに気付いた。環境維持の促進にコンピュ
ータ科学を応用することに関心を持つスヴィア君は、紙とインクの消費量を最小限に抑える
方法を模索しようと考えた。
スヴィア君は、教師が配るプリントのサンプルを集め、最も頻繁に使用される5文字(e,t,
a,o,r)に着目した。そして各文字が、ガラモン、タイムズ・ニュー・ローマン、センチュリー・
ゴシック、コミック・サンズの4つの書体でどのくらいの頻度で使用されているかを図表にし、
市販のソフトを使って各文字に使用されるインクの量を調べた。さらに、異なる書体で書か
れた同じ文字を拡大印刷し、各書体で使用されるインクの量をグラフ化した。
その結果、ガラモンを使用することにより、学区全体のインクの消費量は24%減り、年間
2万1000ドルものインク代が節約できることが分かった。
連邦政府の印刷コストは年間18億ドルに上る。スヴィア君は米政府印刷局のウェブサイト
から5枚のサンプルページを入手し、テストを繰り返した。その結果、学校の場合と同様、
書体を変えれば費用の節約になるとの結論に至った。
米一般調達局の推計では、米政府全体のインク代は年間4億6700万ドルに上る。スヴィア君
はこの数字を基に、仮に連邦政府がガラモンを使用すれば、それだけでインク代総額の約3割
に当たる年間1億3600万ドルの節約になると結論付けた。また州政府も追随すれば、さらに
2億3400万ドルを節約できるとしている。
http://www.cnn.co.jp/usa/35045853.html
引用元:http://ai.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1396068957/