1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:36:56.15 ID:3w7gyyia0
コンビ二店員「いらっしゃいませー」
店員「(うわっ、こいつ高校生だろwゆとり乙wwwwwwwwww)」
店員「(速攻で漫画コーナーいってらwwww)」
店員「(しかもこっちきたwwブリーチ最新刊手にもってるww)」
店員「きめえんだよゆとり。ゆとりは巣に帰れ」
ゆとり「えっ?」
店員「てめぇに売るもんなんてねえんだよ」
ゆとり「・・・」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:39:51.86 ID:3w7gyyia0
~電車にて~
テッテッテッテーテッテレレッテー
ゆとり「(あっ携帯・・・)」
乗客1「着信音東方とかwwwまじゆとりwwww」
乗客2「帰れよ、ゆとりが移る」
ゆとり「えっ?」
乗客「さすがゆとり、日本語が理解できないんだねwww」
ゆとり「・・・・・・・」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:42:53.66 ID:3w7gyyia0
アナウンサー「新潟市の中学生が集団強姦を~~」
父親「これがゆとりクオリティ」
姉「やっぱりゆとりは格が違うぜ」
ゆとり「ただいまー」
父親「うっわwww負け犬か帰ってきたぜwww」
ゆとり「・・・今日の夕飯なに」
姉「てめぇにやる飯なんてねえだろwwww」
母親「今日は久々にカレーだよ」
ゆとり「うん、わかった・・・」
姉「早く消えろよ」
ゆとり「・・・・・・・・」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:45:27.79 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(今日もVIPするか・・・)」
ゆとり「(今日もゆとりスレばっかだな・・・)」
「なんか世間ってゆとりに厳しすぎね??」
1 なんつうか酷すぎるよな
2 俺30代無職だけど、今そんなにやばいの?
3 ありえねえよな。これだから情報弱者は・・・
ゆとり「(2ちゃんねらーだけが仲間だよ)」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:46:49.58 ID:3w7gyyia0
次の日
ゆとり「行ってきます」
父親「早く消えろよクズ」
ゆとり「・・・・」
母親「行ってらっしゃい」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:49:32.67 ID:3w7gyyia0
学校にて
ゆとり「(まだ火曜日かよ、本当にダルいなぁ)」
友達1「うっすwww」
ゆとり「おっ友達1じゃん」
友達1「おめーブリーチ買ったか?」
ゆとり「いや、店員が買わせてくれなかったんだ」
友達1「そんなのいつものことじゃねえか!頭使えよ!」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:53:50.42 ID:3w7gyyia0
ゆとり「どうやればいいんだよ」
友達1「俺は父さんに頼んで買ってきてもらったよ」
ゆとり「あぁ・・なるほど」
ゆとり「そういえば友達1のお父さんは優しいよな。俺の親とは大違い」
友達1「お前の母さんだって、いつもお菓子だしてくれるじゃんか」
ゆとり「あぁ、そういえば・・・」
友達1「そういうの、お前の母さんだけだぜ?」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 08:58:22.55 ID:3w7gyyia0
担任「席について」
担任「(またゆとり相手に勉強を教えなくてはならんのか・・・)」
ゆとり「なんかあの先生毎日だるそうだな」
友達1「他の教師と話をするときは元気だけどな」
ゆとり「・・・・」
担任「(いつみてもアホ面だらけの教室・・・ゆとりの巣窟だ)」
担任「早く出席とれよ餓鬼」
委員長「あ、はいすいません!!」
担任「かわいいとでも思ってんのかねコイツは」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:02:07.55 ID:3w7gyyia0
~昼食~
ゆとり「飯買いにいこうぜ」
友達1「ちょっと待ってくれww」
友達2「いこーぜいこーぜ」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:07:41.48 ID:3w7gyyia0
担任「なんだよお前ら飯買いにいくのか」
ゆとり「・・・」
友達2「親が作ってくれねえんだよ」
担任「なるほど」
友達1「こんなやつ相手にしないでとっとと行こうぜ」
担任「なんという言葉遣い・・・これだからゆとりは・・・・」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:11:37.02 ID:3w7gyyia0
友達2「海外じゃあ俺たち10代や20代前半の扱いは大して悪くないらしいぜ」
ゆとり「じゃあなんで俺たち日本人ばっかりこんな仕打ち・・・」
友達1「さぁな」
友達2「よくわからないけど、教育制度がどうとか・・って聞いたことある」
ゆとり「じゃあそれを定めたどっかの誰かがいけないんじゃないの?」
友達2「そうなんだろうけど・・・誰も説明してくれない」
友達1「意味も無く酷い扱いを受ける俺たち・・・耐えられねぇ」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:14:04.46 ID:3w7gyyia0
~放課後~
友達1「さーて帰るか!!」
ゆとり「うん」
友達2「今日はドンキよらね?」
友達1「いいね」
店員「いらっしゃいませ」
店員「うっわ、ゆとりが3人www集団行動しかできないんですねwwww」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:17:29.31 ID:3w7gyyia0
店長「ん?どうしたんだね?」
店員「みてくださいよwwwゆとりが三人でゲーセンいってるwww」
店長「・・・」
店員「一人じゃあ何もできない可愛そうな連中wwww」
店長「君、今日はもうあがっていいよ」
店員「へ?でもまだ時間が・・・」
店長「いいんだ、今日は平日で客少ないからな」
店員「へーい」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:19:54.95 ID:3w7gyyia0
ゆとり「みろよ!鉄拳6だってよ!」
友達1「本当だ!新キャラもいるぜ」
客「(ずっと前から稼動してるっての!情報弱者どもが)」
友達2「やっぱ鉄拳が格ゲーの最高補だよな」
客「本気でいってんのかwwwwゆとり乙wwww」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:22:18.18 ID:3w7gyyia0
客「(あの餓鬼と一発対戦してやっか)」
客「お前、俺の相手しろよ」
友達2「えっ?」
客「お前強そうだからな」
友達2「いいぞ、戦ってやるww」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:25:21.73 ID:3w7gyyia0
5分後
客「(俺の勝ちwwwwwwwwwゆとりは何もできないんですねwww)」
友達2「くっそー・・・まぁ6はまだやったことないからな」
客「言い訳きめぇwww」
ゆとり「まぁ別にゲームなんてできなくても生きていけるしね」
客「いろいろわろたwwwwwwwwwww」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:27:29.50 ID:3w7gyyia0
友達1「ふぅ、いろいろやったしそろそろ帰るか」
ゆとり&友達2「OK」
友達1「二人同時にOKってwww」
店員2「馴れ合いは外でやれゆとりども」
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:31:57.06 ID:3w7gyyia0
ゆとり「・・・」
友達1「おい、お前は俺たちに指図すんなよ。関係ねえだろ」
店員2「なんという言葉遣いwwwwwwww」
友達1「もうこの店にはこねえ」
店員2「一生くんなゆとりwwww」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:34:45.09 ID:3w7gyyia0
父親「なんだあのゆとり遅ぇじゃねえか」
母親「そうね、どっかで遊んでるのかな?」
父親「ゆとりの分際でwww高校生なら家で勉強してろってのwww」
母親「あなた・・・」
姉「ホントクズだよねwww」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:39:10.54 ID:3w7gyyia0
母親「そんなことより、あんたは仕事しないの?もう26じゃないの?」
姉「まだ25だよwwそんなことしなくても結婚すれば働かずにすむの」
母親「家に引きこもってるようじゃいつまでも結婚なんてできないでしょ」
姉「その話何回目だよ・・・私は私の生きたいように生きるの」
父親「なんなら俺の仕事場の後輩を紹介しようか?」
姉「そんなことしなくていーの」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:40:54.11 ID:3w7gyyia0
ゆとり「・・・」
ゆとり「ただいま」
父親「ん?なんかいったか?あ?www」
母親「お父さん!」
ゆとり「・・・・・・・」
姉「ははっw」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:44:42.99 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(今日もVIPするか・・・)」
「ゆとりゆとりって・・・」
1 なんで俺たちを馬鹿にするんだよ!!
2 お前らの頭がイカれてるからだよ
3 >>2 一般人は来ないでください
ゆとり「(ここ数年はこんなスレばっか)」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:51:10.66 ID:3w7gyyia0
23 今の大人ってどうかしてるよな
24 >>23 全員がそうだっていうわけじゃない。俺なんて40後半だけど、
子供達がそういう扱いうけてるのを見ると悲しくなってくる
ゆとり「(こういう人もいるんだなぁ)」
ゆとり「(VIP飽きたしニコニコでも見るか)」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:54:39.67 ID:3w7gyyia0
姉「あいつまたパソコンやってんのかなwwwゆとりでオタクってろくなやついないからなww」
母親「なんだ、弟のこと結構気にしてるんじゃん」
姉「だれがあんなやつのことwww」
父親「そうだそうだwwじゃあ飯にしよう!母さん飯!!」
母親「はいはい」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 09:58:30.93 ID:3w7gyyia0
姉「おいしそう!はむっ!うまいww」
父親「ん?なんだまたあいつのところに飯を持って行くのか?」
母親「何よ今更。いつもやってるじゃない」
父親「へっ、ゆとりは飯食わなきゃ生きていけねえもんなww」
姉「(それはあんたも同じ)」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:00:00.74 ID:3w7gyyia0
母親「ご飯だよ」
ゆとり「お、ありがとう」
母親「何してたの?」
ゆとり「・・・ニコニコ動画だけど」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:01:55.87 ID:3w7gyyia0
母親「へぇ、最近流行ってるみたいじゃん。面白いの?」
ゆとり「え?まぁそうだけど・・・」
母親「ふーん・・・」
ゆとり「馬鹿にしないの?」
母親「なんで?」
ゆとり「いや、なんでもないよ・・・」
母親「そう・・・じゃあね」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:04:41.05 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(母さんはなぜか俺を馬鹿にしない・・・なんで?俺はゆとりなのに)」
ゆとり「(母さんもあのVIPPERと同じ感じなのかな?)」
ゆとり「(なんだか具合悪いな・・・今日はもう寝るか)」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:07:05.31 ID:3w7gyyia0
~朝~
父親「ん?なんだあいつ起きてこないじゃねえか」
母親「そうだね」
父親「くっそ、餓鬼のくせに寝坊とはな!」
父親「俺が起こしにいってくる」
母親「あまりきつく当たらないでね」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:09:18.47 ID:3w7gyyia0
父親「おい、起きろ!!」
ゆとり「んー・・・」
父親「聞こえねえのかクズが!!」
ゆとり「今日はなんだか具合が悪いんだよ・・・」
父親「は?風邪でもひいたんか!ゆとりは自分の体調も管理できないんだなwwww」
ゆとり「・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:12:19.63 ID:3w7gyyia0
母親「父さんから聞いたんだけど、具合悪いの?」
ゆとり「そうっぽい・・・」
母親「そう、じゃあ今日は学校休みなさい。薬一階に置いておくから」
ゆとり「はーい・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:17:41.12 ID:3w7gyyia0
父親「そんじゃあ行ってくるぞ」
母親「行ってらっしゃい」
父親「あいつは何してんだ」
母親「今日は学校休ませるの」
父親「はぁ?高い金払って学校行かせてんのに」
母親「県立の高校落ちちゃったんだから仕方ないでしょ」
父親「本当にいい所ねえな、ゆとり世代は。じゃあな」
母親「(受かった子も同じ世代でしょ・・・)」
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:21:14.96 ID:3w7gyyia0
母親「(私もそろそろ出かけなくちゃ)」
1時間後
ゆとり「んー・・・」
ゆとり「薬飲むか・・・」
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:24:56.43 ID:3w7gyyia0
テッテッテッテッテッテレレッテー
ゆとり「おっ、メールだ」
友達1
何休んでるんだよ(笑)皆心配してるぜ♪
明日には学校来いよ。面白いもの見せてやるから
ゆとり「(面白いものってなんだ・・・?)」
姉「おはよー・・・ん?なんでアンタがいんの!!??」
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:27:30.42 ID:3w7gyyia0
ゆとり「今日は具合悪いから休んでるんだ」
姉「何それー!?今日誰もいないから家占領しようと思ってたのに!」
ゆとり「占領って・・・お母さんはどこにいんの?」
姉「友達と町に行くとかなんとか・・・って何でコイツと口利かなくちゃならないの・・・」
ゆとり「そう・・・」
姉「・・・」
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:29:34.85 ID:3w7gyyia0
姉「(テレビでも見よう・・・)」
アナウンサー「午前のニュースです・・・」
ゆとり「(姉がいると息苦しいな・・・自分の部屋に行こう・・・)」
姉「(・・・あいつまたパソコンするのかな・・・?)」
152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:34:17.91 ID:3w7gyyia0
父親「おっす!」
同僚「よぉ、今日も元気だけはいいんだからww」
父親「うっせ!お、なんか知らないやつがいるな・・・新人か?」
同僚「あ、そうそう。君、ちょっと来てくれ!」
新人「あ、はい!!」
同僚「こいつは今日から入った新人。工事の経験はまだ無いってよ」
父親「そうか、お前歳いくつだ?」
新人「はい、23です!よろしくお願いします!」
父親「おぉ、よろしくよろしく(23つったら大学出てから・・・何年ぐらいだ)」
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:36:06.74 ID:3w7gyyia0
友人1「おくさーーん!こっちこっち」
母親「ごめんねーちょっと遅れちゃった」
友人2「いいの、朝から呼び出しちゃった私が悪いんだから」
友人3「じゃ、全員そろったし行きましょ」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:45:29.98 ID:3w7gyyia0
アナウンサー「・・・この事故を警察は、ゆとり爆発と呼んで嘲笑っています」
姉「(やっぱゆとりネタは刺激があって面白いね・・・スッキリする)」
アナウンサー「これについてどう思います?」
男司会「確かにこの事故は一部の人間の異常な判断から起こってしまったことだけどね、
それを馬鹿にして報道するのはあまり良くないんじゃないの?」
女司会「ちょっと・・・」
男司会「だいたいあなたたちね、ゆとりゆとりって言ってるけど、悪いのはゆとり教育を定めた人たちじゃあないんですか?
それに勉強が簡単になっただけで人間性自体が・・・」
姉「なにこいつ・・・」
アナウンサー「えぇ、では、はい、お天気お願いします!」
姉「(言ってることが滅茶苦茶・・・悪いのはゆとりなのに)」
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:48:59.91 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(やることないや・・・・・・VIPを・・・)」
「面白いこと考えた」
1 俺らで集まって政府に乗り込めばいいんじゃね?ゆとりを馬鹿にするなってwww
2 面白そうだけど、無理だろ
3 ちょっと友達呼んでみるわ
ゆとり「(面白そうだな。保守)」
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:53:23.83 ID:3w7gyyia0
父親「あいつちょっと手際悪いな」
父親「おーい新人!」
新人「はい!?すいません!なんでしょうか?」
父親「君、これはこうすれば上手くいくぞ」
新人「あ、すいません!」
父親「それに君固いんじゃないの?もっと気楽にやりなよ。工事現場なんて堅苦しい場所じゃないんだから」
新人「あ、はいすいません、すいません!」
父親「(なんかよくあやまるやつだな)」
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:56:51.86 ID:3w7gyyia0
友人1「ついたついた!ここいい店なのよね!」
母親「へえ、なかなかおしゃれじゃない」
店員「いらっしゃいませ」
友人2「あら?若そうな子ね。高校生ぐらいかしら」
友人3「嘘?じゃあもしかしてゆとり?」
母親「・・・ね、早く席に着きましょうよ」
友人1「ここのパフェは県内一よwww」
167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 10:59:56.12 ID:3w7gyyia0
アナウンサー「迫りくるゆとり世代の恐怖。これからの日本はどうなるのか」
姉「(さすがにゆとりネタばっかりは飽きるなぁ・・・)」
姉「(あたしが大学ぐらいのころはもっと面白いものが沢山あったのに)」
姉「(まぁでもゆとり世代が悪いんだもんね。あんなやつらがいるから・・・)」
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:02:30.53 ID:3w7gyyia0
ゆとり「なんだか風邪治ってきたみたい」
ゆとり「暇だから出かけてこようかなww」
ゆとり「どうせ何しても冷たい目でみられるんだ、なら何したっていいじゃん」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:05:11.98 ID:3w7gyyia0
姉「何あんた、出かけんの?」
ゆとり「そうだよ、悪いの?」
姉「風邪ひいてるから休んでんじゃねえのかよ?高校生の分際でサボりか!?」
ゆとり「いいじゃん、たまには」
姉「ゆとりの考えることは全く理解できない。後でいいつけてやる!!」
ゆとり「勝手にすれば」
ゆとり「あぁなんか今日は無駄に気分がいいなぁ」
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:12:47.37 ID:3w7gyyia0
店長「いらっしゃいませ。あぁ、奥さん!今日はお友達と一緒に?」
友人1「そうそう。あれ、なんであなたが注文を取ってるの?」
店長「今店員が少なくて困ってるんですよ。今働いてるあいつだって、全然役にたたない
さすがゆとりwwwww」
母親「あら・・・」
友人1「ならもっと沢山雇えばいいじゃないの」
店長「それがねぇ、募集してるんだけど来るのがゆとりばっかなんですよ
あいつもそうなんだけど、顔がいいからねww店の看板になると思って」
友人1「やーね。そんなにゆとりばっかりなの」
ガシャーン
店員「あっ、すいません!すいません!」
店長「お前何やってるんだ!!このゆとりが!!」
友人3「本当に使えないね」
友人2「ゆとりなんてそんなもんでしょ」
母親「(ここでなら娘も働けるかも・・・)」
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:17:18.32 ID:3w7gyyia0
ゆとり「今頃みんな勉強してるんだぜww」
ゆとり「(ちょっと町に行ってみようかな。折角だし)」
駅員「(ん?あれゆとりじゃねえか?子供に見える)」
駅員「君、ちょっと。学校は?」
ゆとり「(ん?この服警察?いや、違うかな?でも念のため)」
ゆとり「俺今学校行ってないんです。中卒で」
駅員「中卒とかwwwお先真っ暗wwwwニートゆとりwwww」
ゆとり「・・・失礼します」
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:19:39.12 ID:3w7gyyia0
姉「ただじゃおかねぇ、あの糞餓鬼が」
姉「(でも、私もよく友達と学校抜け出して買い物いったりしたなぁ)」
姉「(なんか普通に出かけるのと違って、スリルがあって楽しいんだよね・・・)」
姉「・・・・・・」
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:27:18.32 ID:3w7gyyia0
友人1「高校中退?」
店長「そうみたいですよ。なんか勉強についていけないとか何とか」
友人2「アホみたいに簡単な勉強にすらついていけないの?」
店長「ゆとりなんてそんなもんでしょ。俺の知ってる限りでは」
母親「私の娘も、退学はしてないけど一時期引きこもってたよ」
友人1「え?なんで?」
母親「勉強がむずかし過ぎるって。口ではそういってたけど、本当はどうか知らない」
友人3「へー娘さん苦労してたのね」
母親「引きこもる前から友達とよくサボったりしてたみたいだけど・・・」
友人1「あれ?そういえば娘さんって何歳?」
母親「25だけど」
友人1「それってゆとり世代じゃないの?確か」
友人2「そういえば20代後半?までがゆとりなんだっけ?」
友人3「えー私中学から大学あたりがそうなんだと思ってた」
母親「あら・・・」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:33:52.55 ID:3w7gyyia0
友人1「じゃああんた、ゆとりの母親なの!?」
友人2「嘘!?負け組の保護者!?」
母親「そんな・・・ゆとりがどうとか関係ないじゃないの」
友人3「自分の娘がゆとりだってわかった途端にそっちの味方をするの?」
母親「違う、私は元々ゆとりがどうかなんて・・・」
友人3「覚えてんのよ・・・あんたが道行く中学生に罵声浴びせてたの・・・
3年ぐらい前だっけ?」
母親「!?」
友人2「そういえばそれ、あんたから聞いたことある・・・」
母親「違う!!わたしはそんな・・・」
友人1「じゃあゆとり擁護組?そんなやつに用はないわ」
母親「・・・」
母親「・・・さよなら」
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:39:15.32 ID:3w7gyyia0
友人1「ちょっと!!」
母親「あなた」
店員「え!?はい!?」
母親「絶対に負けないで。強くなるの。年寄りがどう言おうと、
これからの時代を背負っていくのはあなたたちなの。だから負けないで」
店員「え・・・」
友人2「あんた金払わないつもりなの!?」
友人1「・・・行っちゃった」
友人3「ゆとりと同じ空気吸ってるとああなっちゃうのかもね。
しかも子供に2人もゆとりがいるようじゃね」
友人1「2人・・・?」
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:41:53.66 ID:3w7gyyia0
父親「よっし今日はきりあげるか!!」
同僚「おっ、もう時間か。なぁ今日は新人の歓迎パーティしないか?」
父親「パーティってww洋風な言い方だな。」
父親「おーしお前ら集まれ」
「はいっ!!」
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:46:25.76 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(町についたのはいいけど・・・)」
ゆとり「(もう時間が遅いなぁ。制服着た生徒みたいなのが沢山歩いてる)」
友人1「あーカラオケ楽しかったーww」
友人2「あんた意外と歌へたねぇ」
友人1「言うわね。今日はなんかいろいろと揉め事があったけど」
友人3「そんなこと忘れましょ。じゃあもう帰りましょうか」
ゆとり「やっぱみんな帰るような時間か」
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:49:09.10 ID:3w7gyyia0
ゆとり「適当にソフマップでも行ってるか」
友達1「いやー今日も学校しんどかったなぁ」
友達2「今日水曜だっけ?あと休みまで二日もあるじゃん」
友達1「だよなぁ・・・あれ?あいつって・・・」
ゆとり「あ・・・」
友人2「お前こんなところで何してんだよ!!」
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:52:26.43 ID:3w7gyyia0
ゆとり「いや・・・その・・・」
友達1「なんだお前私服着て。サボりか!?」
ゆとり「まぁ、いいじゃんいいじゃんww」
友達1「全く・・・あ!そうだお前さっきのメールみたか?」
ゆとり「ん?うんみたけど」
友達2「実は面白いこと考えてな・・・」
友人1「なんだか騒がしいわね」
友人2「ま た ゆ と り か」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:55:11.91 ID:3w7gyyia0
父親「そういえばお前ちょっと元気なさすぎだなぁ。まぁこれから頑張ってくれればいいんだがww」
新人「あ、はいすいません!」
新人「(なぜだろう、最近は全く人に馬鹿にされなくなった)」
新人「(今まではあんなにゆとりゆとりと言われてきたのに・・・)」
新人「(なぜだ)」
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 11:58:53.29 ID:3w7gyyia0
母親「ただいま・・・」
姉「あ、お帰り。何か元気ないね」
母親「弟の具合は大丈夫かな?」
姉「・・・・・・・」
母親「あれ?二階にはいないみたい・・・?」
姉「・・・・・・」
母親「あの子どこにいったの?」
姉「・・・・・・知らない」
母親「知らないって」
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 12:00:02.82 ID:3w7gyyia0
母親「あんたずっと家にいたんじゃないの?」
姉「知らないってば」
母親「何で言わないの?」
姉「本当に知らないの!!」
母親「・・・?」
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 12:34:24.93 ID:3w7gyyia0
「乾杯!!!!」
父親「いやー飲みに行くなんて久々だなぁ」
同僚「そういえばそうだなw」
父親「ちょっと君!!」
店員「はい!」
父親「ギョーザ2皿追加で」
店員「かしこまりました」
同僚「あの店員、だいぶ若くみえるな・・・」
父親「新人と同じぐらいじゃないか?」
新人「えっ!?」
父親「若いのに礼儀正しい感じだな」
同僚「どうでもいいけど、今日はお前のおごりな」
父親「はぁ!?」
「ありがとうございます!」
父親「(笑)」
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 12:37:49.48 ID:3w7gyyia0
ゆとり「お前ら本気か!?」
友達1「俺たちだけじゃない、まぁ行ってみればわかるさ」
ゆとり「どこに?」
友達2「まぁついてきなってwww」
ゆとり「何がなんだか」
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 12:41:30.20 ID:3w7gyyia0
友達1「ここだ」
ゆとり「ここ・・・・・・昨日行ったドンキホーテじゃん」
友達2「ここの裏から入るんだ」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 12:56:24.54 ID:3w7gyyia0
友達たちに連れられて向かった先は10代後半の若者たちが多くあつまるドンキホーテ
店の前には長期休業と書かれた看板が立ち、夜の町を照らす明かりは全て消されている
人気のない裏口から中へ入った「ゆとり」は愕然とした
「面白いこと考えた」
「俺らで集まって政府に乗り込めばいいんじゃね?ゆとりを馬鹿にするなってwww」
彼がたまたまVIPで発見したスレ・・・
今まさにそれが現実に起ころうとしていた
そこに集まった300人を超える若者達
ゆとり世代が起こす大人達への大反抗が始まろうとしていた
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 12:59:08.57 ID:3w7gyyia0
ゆとり「これ・・・」
友達1「すごいだろ?俺も声かけられて参加することにしたんだぜ」
友達2「なかなか楽しそうだろ?ここに集まったやつら全員で大人へ復讐をするんだwww」
ゆとり「全然話が読めない」
ゆとり「(これって・・・さっきのスレの・・・)」
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:02:02.06 ID:3w7gyyia0
ゆとり「でもなんでドンキに・・・」
友達1「それなんだけどさ、なんかここの店長が場所を提供してくれたらしいぞ」
友達2「なんでもここの店長は差別社会にうんざりしてるとか何とか」
ゆとり「だからって・・・そんなことできるのかよ」
友達2「それにしてもすごいな・・・今学校帰りなのにもうこんなに集まってる」
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:05:09.61 ID:3w7gyyia0
ゆとり「・・・で、こんなに集まって何するんだよ」
友達1「んーちょっとその辺のやつらに聞いてくるわ!」
ゆとり「なんて異様な光景なんだ・・・まるでコンビ二にたむろってる不良軍団みたい」
友達3「あれ!?お前らもきてたの??」
友達2「お、友達3じゃん!なんだお前今日学校でやけにテンション高いと思ったら」
友達3「へへww」
267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:08:29.47 ID:3w7gyyia0
友達1「おい、お前ら何をするかわかったぞ」
ゆとり「ん?」
友達1「この周辺の町を焼き払うらしい」
ゆとり「はぁ!?」
友達2「なんかすげえなww」
友達1「どうせやるなら派手に主張しなくちゃな」
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:09:30.37 ID:P/IBpGSJ0
まさかの急展開ワロタw
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:10:45.97 ID:II5UBzZw0
さすがゆとりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:14:22.52 ID:33QZJsQjO
焼き払うなwwwwwwwwwwww
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:15:29.31 ID:3w7gyyia0
ゆとり「そんなの馬鹿げてるだろ。誰か死んだらどうするんだ。お前らみんな犯罪者だぞ」
友達3「甘いな」
友達2「今の日本がどれだけ異常か知ってるだろ?
すでに平成生まれが2000万人以上に増えているのに
その人間たちが酷い差別をされてる」
友達1「その状況を打開するには、「ゆとり世代」って呼ばれてる俺たちがどうにかしなくちゃ
ならないんだよ。その昔、アメリカが黒人差別を無くす為に南北で戦ったようにな」
ゆとり「お前らなんなんだよそのノリ・・・」
友達1「もちろん、黒人が指揮をとって戦ったわけじゃない。だがしかし今の日本には俺たちの
味方をする者達なんていないんだ」
ゆとり「そうだけど・・・」
278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:22:01.29 ID:3w7gyyia0
友達1「で、それを実行するにはどうしたらいいかって話になった時に協力したのが店長よぉ」
友達2「四十代後半の癖によくやってくれるぜww」
ゆとり「(四十代後半・・・?)」
友達3「ついでにVIPPERも総動員して手伝ってくれるらしいぜ」
ゆとり「VIPPERって・・・そっか、あそこの住民はみんなゆとりに優しかったからな」
ゆとり「でも、あそこへの書き込みとかで逮捕される例とかもあるじゃん!危険だろ?」
友達2「そうだ、それに毎日ここに何百人と集まってたら流石に怪しまれる」
友達1「だから、情報が外部に漏れる前になるべく早く事を起こすんだ」
ゆとり「というと・・・?」
友達1「明日だ」
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:25:41.93 ID:3w7gyyia0
~帰り道~
ゆとり「結局500人ぐらい集まったな・・・」
友達1「おうよ。皆うんざりしてるからなww」
友達2「俺もわくわくしてきたぜww」
友達3「そういえば他の20数県も協力するらしいぞ」
友達1「マジか!?それはすげえなwwワールドワイドwww」
ゆとり「(それちょっと違うだろ)」
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:29:37.17 ID:3w7gyyia0
友達1「よーし明日に向けて早く寝るかな!」
友達3「俺もそうするわ」
ゆとり「じゃあな・・・また明日」
友達2「おい」
ゆとり「何だよ、突然立ち止まって」
友達2「明日は学校、来るよな?」
ゆとり「・・・うん、まぁ」
友達2「それならいいんだwwじゃあなw明日の放課後が楽しみだww」
ゆとり「・・・・・・」
283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:31:35.68 ID:3w7gyyia0
父親「よーしじゃあ今日はもう帰るか!」
同僚「やっとか。みんな殆どかえったぞ」
新人「みんな愉快な人ばっかですねww」
父親「まぁな。お前も早く慣れろよ」
新人「はい、ありがとうございました!」
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:34:19.55 ID:3w7gyyia0
新人「今日は疲れたなぁ・・・」
新人「(こんなに楽しい人ばかりだとは思ってなかった)」
新人「(俺ゆとり世代なのにみんななぜか優しいし)」
新人「(明日も仕事だし今日は早く寝ようかな)」
新人「ただいま」
恋人「あ、お帰り」
289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:35:53.62 ID:3w7gyyia0
恋人「今日はどうだったの?」
新人「まぁ、楽しかったよ」
恋人「なんか嫌味とか言われなかった?」
新人「元気がないとは言われたけど、別に軽蔑はされなかったなぁ」
恋人「え?なんで?」
新人「んーなんでだろ」
290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:39:39.36 ID:3w7gyyia0
恋人「そういえばさっき、友達から怪しいメールきたんだけど」
新人「ん?」
恋人「10代20代を集めて上の世代の人に大反抗するって」
新人「なんだそれww」
恋人「なんか町に火をつけるとかなんとか」
新人「面白そうな小説じゃないか」
恋人「違うって!」
292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:41:37.31 ID:3w7gyyia0
新人「だいたいお前なんで俺の家にいるんだよ。呼んでないのに」
恋人「いいじゃん、私はあなたの恋人なんだし」
新人「そんなの関係ないだろ」
恋人「私の事が嫌いなの?」
新人「そういうわけじゃっ・・・」
恋人「いいよ、もう帰る!」
新人「(やっと帰ったか)」
295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:44:30.13 ID:3w7gyyia0
新人「(それにしてもあいつは本当にストーカー並の執着心だな)」
新人「(何度も何度も言い寄るから仕方なく付き合うことにしたけど)」
新人「(確か数年前に、どっかのおばさんから暴言吐かれて蹴られたって言ってたな)」
新人「(もしかしてそのときのトラウマが何かを引き起こしてるのかもしれない)」
新人「もうねる」
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:46:58.36 ID:3w7gyyia0
父親「ただいまー・・・」
母親「お帰り」
姉「今日はどっかで飲んできたの?」
父親「まぁなww夕食はいらんぞ」
母親「じゃあ明日の朝食べてね」
父親「そういや、あいつはまだ具合悪いのか?」
姉「・・・・・・・」
母親「・・・なんだか出かけてるみたい」
父親「はぁ!?風邪じゃないのか?」
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:56:17.80 ID:3w7gyyia0
不良1「おうおう、餓鬼がいっちょまえに夜遊びか!?」
不良2「ゆとりは家帰って勉強してろよwwwww」
ゆとり「いたっ!!」
不良1「なんだよ弱すぎwwさすがゆとりwwww」
ゆとり「・・・・・・・」
ゆとり「(・・・そうだ、こいつらも明日になれば・・・)」
ゆとり「あなたたちも早く帰ったらいいんじゃないですか?親が心配してますよ?」
不良2「ゆとりのくせに生意気な!!」
ゆとり「うっ!!」
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 13:59:02.29 ID:3w7gyyia0
~一時間後~
ゆとり「ただいま」
父親「お前今何時だと思ってんだ!!!このクズが!!時間通りに行動もできねえのかゆとり!!」
姉「・・・・・・」
ゆとり「ごめんなさい・・・」
父親「ふん!俺は風呂に入るぞ」
母親「はいはい」
ゆとり「じゃあ・・・」
姉「おい」
303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:01:40.16 ID:3w7gyyia0
ゆとり「えっ?」
姉「・・・飯ここで食えばいいじゃん」
母親「!!」
母親「そ、そうだよ。お父さんはお風呂入ってるんだし
まだ食べてないんでしょ?」
ゆとり「うん、じゃあ、着替えてくるよ」
姉「(あいつの服ボロボロだった・・・なんで・・・)」
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:05:05.29 ID:3w7gyyia0
ゆとり「いただきます・・・」
母親「はいはい」
姉「・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゆとり「(なんか変な空気・・・テレビでもつければいいのに)」
ゆとり「(いつもはパソコンかゲームをやりながら食べてるからなぁ)」
ゆとり「(でも、これも別に悪くないなww)」
母親「ほら、早くしないとお父さんがあがってくるぞww」
ゆとり「あ、うん」
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:10:04.68 ID:3w7gyyia0
ゆとり「・・・・・・・・・・・・・・・」
ゆとり「(ここにいる母さんも、姉さんも、父さんも、明日何が起こるかきっと知らないんだ)」
ゆとり「(でも、言っちゃダメだ。今しられたら計画が・・・)」
ゆとり「ごちそうさま」
母親「どういたしまして」
父親「ふういい風呂だった・・・ん?」
父親「(皿が置いてある・・・あいつここで食ったのか。なんでこいつらは止めないんだ)」
父親「ふん、ゆとりが」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:15:46.27 ID:3w7gyyia0
ゆとり「ちょっとVIP覗いてみるかな」
「おまえら準備はいいか!?」
367 やっほー明日が楽しみだぜww
368 新潟から支援。都市部全部焼き払って田んぼだけにしてやるww
369 通報しますた
370 通報結構!おれちゃちゃ本気だ!!
ゆとり「(こいつらこんなに堂々とやりやがって・・・バレたらどうするんだアホ)」
ゆとり「(でも、なんか盛り上がってるみたいだな)」
ゆとり「もう寝るか」
ゆとり「(明日・・・明日の夜からはもうこのベッドで寝ることができないかもしれない)」
ゆとり「(明日、本当に何かが起こるのか・・・・)」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:16:56.55 ID:YeqK2x/HO
ちょっとおもしろいwww
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:17:48.40 ID:uuDChVk30
wkwkしてくるな
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:18:03.72 ID:3w7gyyia0
姉「今日は徹夜しよっかな・・・テレビも面白いし」
母親「ちょっと」
姉「ん?」
母親「・・・いいバイトの場所を今日見つけたんだけど」
姉「・・・・・・」
母親「ちょっと試してみない?」
姉「・・・・・・・・・・」
姉「うん」
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:25:05.43 ID:3w7gyyia0
父親「あの新人、なかなか筋がありそうじゃないか」
父親「(でももうちょっと明るくなって欲しいなぁ・・・)」
父親「(なぜだ・・・・たしか大学を中退したって言ってたな)」
父親「・・・ゆとり!?」
父親「(そうなのか?23もそれぐらいなのか?)」
父親「そもそもなぜゆとりはカスだと言われてるんだ?」
父親「(仕事場のやつらと同じように働けるし同じように会話もできる)」
父親「(それなのになぜ差別の対象になっているんだ)」
父親「(でも他のやつらが批判するんだからきっとカスなんだろ)」
父親「(そうさ、他の人に合わせて生きていけばこの世界では生きていけるのさ・・・)」
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:28:25.05 ID:3w7gyyia0
母親「・・・まだ起きてる?」
ゆとり「ん?何、母さん?」
母親「明日は学校いくんでしょ?」
ゆとり「えっ?」
母親「もう、サボりなんてしないんでしょ」
ゆとり「・・・明日は、ちゃんと行くよ」
ブーブー
姉「メール・・・」
姉「(明日団結して町を焼き払う?)」
姉「(何言ってんだか。私はゆとり世代じゃないっての)」
姉「(多分・・・・)」
333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 14:31:35.17 ID:3w7gyyia0
~運命の日~
ゆとり「おはよう」
母親「うん、おはよう」
ゆとり「また姉さんは寝てるのか」
母親「昨日は遅くまで起きてたみたい。朝ご飯用意できてるから食べなさい」
ゆとり「ここで?」
母親「うん」
父親「おはよー」
母親「あらおはよう」
ゆとり「・・・・・・」
父親「・・・・・・・」
母親「(何この空気・・・)」
母親「・・・ぶっwww」
362 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:00:12.42 ID:3w7gyyia0
ゆとり「そんじゃあ行ってきます」
母親「行ってらっしゃい」
父親「・・・・・・・」
母親「あなた今日は強くあたらないんだね」
父親「ふん、どうでもいいだろ。俺ももう出かけるぞ」
母親「今日は早く帰ってきてね」
父親「おう」
365 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:04:27.66 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(今俺を冷たい視線で眺めてる連中・・・)」
ゆとり「(絶対今日後悔させてやる)」
駅員「ん?てめぇ昨日のゆとりじゃねえか!!なんで中卒が制服きてるんだよ!!」
ゆとり「あなたには全く関係のないことですよ。ただ仕事だけしてればいい」
駅員「は?言葉遣いに気をつけろゆとりが!!」
ゆとり「(ゆとりゆとりって・・・そればっかだな、単純なんだよ)」
ゆとり「急ぐんでさようなら」
367 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:07:58.84 ID:3w7gyyia0
母親「・・・今日は特に予定もないな・・・」
姉「お母さん」
母親「ん?もう起きて・・・どうしたのその格好?」
姉「あぁ、今日中学のときのダチと出かけるんだ。言ってなかった?」
母親「いや・・・まぁでも楽しんでらっしゃい。夕飯作っておこうか?」
姉「うん、夜までには帰ると思う」
369 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:10:37.47 ID:3w7gyyia0
友達1「おっす!ちゃんときたな!!」
ゆとり「おう」
友達2「そりゃあこんな楽しい日に家に引きこもる馬鹿がいるかよww」
ゆとり「今日は別に具合悪くないからね」
友達2「そういう問題なのか」
373 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:15:16.18 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(今日の皆の雰囲気・・・いつもと違う。楽しそうなのはいいけど狂気に満ちているというか)」
ゆとり「(でもこれから歴史的大犯罪を犯そうとしてる集団には見えない)」
担任「席につけ、このクズども」
担任「(また今日もゆとり相手に簡単な勉強を教える時間がきた・・・いつまで続くんだよこの日常は)」
委員長「それじゃあ、出席とります・・・」
友達3「そういえば俺昨日委員長みたぞ」
ゆとり「ん?どこで?」
友達3「ドンキの中に決まってるじゃねえか」
ゆとり「あの場にいたんだ・・・」
ゆとり「(真面目そうに見えて実はかなり嫌な思いをしてたんだな・・・)」
374 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:16:38.40 ID:3w7gyyia0
父親「おっす!今日もやるぞ!」
同僚「お前が遅いからみんなもう始めてるぞ・・・」
父親「ははっ、すまんな新聞買うの忘れてて」
新人「おはようございます!」
父親「お、今日は元気がいいじゃねえか!しっかり働け!」
376 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:19:43.39 ID:3w7gyyia0
母親「暇だしテレビでも見ましょ」
アナウンサー「お料理三分クッキング!!」
母親「今日の昼飯は決定ねwwwww」
377 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:20:55.55 ID:3w7gyyia0
姉「なんだよ!誰もまだ来てねえじゃねえか!」
姉「11時集合じゃないの!?」
姉「1時!?まだ全然時間あるじゃん!」
378 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:25:06.76 ID:3w7gyyia0
この日はいつも通りの日常になると思われていた
一部の犯罪予備軍を除いては
彼らは夕刻をまだかまだかと待ち望んでいた
警察1「聞いてくださいよ!さっきから同じような通報が何件も何件も・・・」
警察2「あぁ、ゆとり世代がどうとかってやつだろ?
また2ちゃんねるで勝手に盛り上がってるだけだろ。そんな暇があれば働けって話だ」
警察1「そうなんですかねぇ・・・」
379 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:28:38.70 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(学校が終わった・・・帰ろうかな・・・)」
友達1「よしお前ら集まれ!」
ゆとり「・・・・・・」
友達2「とりあえず昨日集まったメンバーで行こう。どうせこのクラスの大半は参加するんだからな」
友達3「俺も一緒に行くぞ」
友達2「いいぞ。ほら、早くこい」
ゆとり「・・・・・・」
383 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 17:39:12.40 ID:3w7gyyia0
姉「あんた・・・今何時だと思ってるんだ。携帯にも出ないし」
姉友達「ごめん!寝てたんだ!」
姉「まぁあんたを待ってる間町を散策できたから良かったけど。じゃあ行こっ」
姉友達「あんた・・・今日は気合入ってるね」
386 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:00:25.75 ID:3w7gyyia0
担任「はぁ、今日は早く帰れるぞ・・・」
担任「ただいま・・・」
新人の恋人「あっお父さん」
担任「帰ってきてもゆとりかよ・・・唯一のやすらぎの場所が」
新人の恋人「ねぇ聞いて、今日カレシが会ってくれないんだって」
担任「しらん。大体カレシカレシって、一度も連れてきたことすらないじゃないか」
新人の恋人「だって嫌だっていうから」
担任「お前それ・・・」
新人の恋人「ちょっと出かけてくる!」
担任「完全に嫌われてるだろ・・・まぁゆとりなんかを好きになるやついなくて当たり前だけどなww」
387 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/10/09(木) 18:02:26.21 ID:3w7gyyia0
友達1「ついたぞ」
ゆとり「・・・・・・・」
友達2「これから腐った大人達への復習が始まるんだ!!」
中にはすでに700人を超える若者たちが集っていた
ゆとり「昨日よりだいぶ増えてないか?」
友達3「何いってんだよ!今からまだ増えるだろ?」
友達2「で、何時に始まるんだ」
友達1「今日8時0分」
389 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:04:48.62 ID:3w7gyyia0
父親「よしっ、今日はもう終わりだ」
同僚「もう終わりか?今日はなんかの日だったか?」
父親「なーに。気楽にやればいいのさ」
父親「お前ら今日は終了!!」
「はいっ!!」
391 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:08:13.83 ID:3w7gyyia0
姉友達「次あの店行かない?」
姉「そこ、さっき行ったし。てかもう帰る」
姉友達「なんで?まだそんなに回ってないじゃん」
姉「あんたが来る前にもういろいろ寄ったの!それにもう帰らなくちゃ」
姉友達「そう。また今度ね!今度はもっと大人数で」
姉「私は少人数で遊ぶのがすきなのww」
姉友達「ふんwあいかわらず」
392 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:10:55.28 ID:3w7gyyia0
父親「お前はもう帰るのか?」
新人「まぁ、そうですね。ちょっと本屋に寄って行きますけど」
父親「そうかww明日もよろしくな」
新人「わかりましたっ!」
393 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:14:35.84 ID:3w7gyyia0
ゆとり「何これ?」
友達2「ライターだよ!使ったことあるだろ」
ゆとり「親タバコ吸わないし別に使ったこと無いよ」
友達2「本当かよ。でもまぁそんなに難しいものじゃないから」
ゆとり「ていうか、これだけじゃ建物に火なんてつけられないだろ?」
友達1「今順番に配ってるんだから待てよ」
ゆとり「(・・・今俺はこれを使って犯罪を犯そうとしているのか・・・?)」
ゆとり「(みんな・・・本気なのか)」
394 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:18:06.62 ID:3w7gyyia0
父親「ただいまー」
母親「おかえり」
父親「ビールは?」
母親「家でも飲むの・・・冷蔵庫に入ってると思う」
父親「ふむ」
姉「ただいま」
母親「あ、お帰り」
父親「お、俺も丁度今帰ってきたところだぞww」
姉「ふーん」
395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:21:27.49 ID:3w7gyyia0
店員「いらっしゃいませー」
店員「(うっわゆとりwww・・・なのか?)」
店員「(違うか、大人みたいだな)」
新人「これお願いします」
店員「あ、はいはい」
新人「馬鹿にしないんですね」
店員「えっ?」
新人「なんでもないですよ・・・」
店員「・・・」
396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:26:25.61 ID:3w7gyyia0
友達1「さぁそろそろ始まるみたいだぞ」
ゆとり「なぁ、建物燃やすって言ってたけど、標的は決まってるの?」
友達1「は?そんなことしたら無駄に時間かかるだろ!?」
ゆとり「ってことは・・・無差別!?」
友達1「まぁそういうことかな。それにどうせ他の建物に燃え移るだろ」
ゆとり「そんな・・・」
友達2「お前全然話聞いてねえんだな」
ゆとり「俺は・・・俺はそんなの・・・反対だ」
397 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:30:13.79 ID:3w7gyyia0
友達2「はっ?」
ゆとり「俺は帰るぞ!」
友達1「おい、待てよ俺たち友達だろ?」
ゆとり「うるさい!!」
友達3「なんだなんだ?」
友達2「あいつ走って帰りやがった」
友達1「何考えてるんだ・・・」
友達1「まぁ一人いなくなったところで何も変わらないんだけどな」
405 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:52:38.85 ID:3w7gyyia0
母親「あっ、材料が足りない!」
父親「おーなんだ?買い忘れたんか?ヒヒヒww」
姉「(何酔っ払ってるんだこいつは)」
母親「ちょっと買ってくるね」
父・姉「いってらっしゃーい」
406 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:56:33.38 ID:3w7gyyia0
ゆとり「これを誰かに知らせなくちゃ」
ゆとり「(でも警察なんて俺たちの話聞いてくれないし)」
ゆとり「(親に頼るしかない・・・!)」
店長「大体人数はそろったかな」
店長「それでは只今より作戦を開始する!!!」
「おーっ!!!」
友達1「いよいよか」
408 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:58:11.56 ID:3w7gyyia0
午後8時0分、運命の時が訪れた
全国で団結した若者たちが一斉に「攻撃を開始したのだ」
それは誰も予想することもできない大事件だった
409 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 18:59:14.22 ID:3w7gyyia0
ゆとり「ただいま!母さん!!」
父親「ん?母さんは今いないぞ」
ゆとり「誰でもいい!今日本中が危ないんだ!!」
父親「はぁ?何を言って・・・」
姉「ねぇ、これヤバくない!?」
アナウンサー「ニュース速報!!日本各地で突然の大火事!!複数犯の仕業か」
417 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 19:06:23.96 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(おそかった!!)」
父親「なんだなんだ!?何が起こって・・・」
ゆとり「見てわからないのか!?攻撃を受けてるんだよ!!」
父親「攻撃って・・・どこの国から?」
ゆとり「国がどうこうの問題じゃない!!内部で起こってるんだよ!!」
父親「内部って・・・なんでそんなことが」
警察2「何だ何だ何が起こってるんだ!?」
警察1「攻撃です!!日本に対する攻撃ですよ!!」
警察2「そんなことが・・・空爆でも受けているのか!?」
警察1「いえ、恐らくですが・・・放火でしょう」
警察2「放火って、こんな短時間でそんなことができるはず・・・まさか!!」
警察1「これは、とんでもない事件ですよ・・・」
418 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 19:08:34.56 ID:3w7gyyia0
父親「ゆとりが!?まさか、ゆとりがこんなことできるわけないだろ?人生の負け組集団だぞ?」
ゆとり「現に今起こってるじゃないか!!俺はこの目で確かめたんだよ!!」
父親「うっ・・・」
ゆとり「・・・母さんは?」
父親「買い物へ・・・」
姉「ねぇ、この映像の場所・・・お母さんの向かったあたりじゃない?」
422 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 19:15:27.64 ID:3w7gyyia0
新入りの恋人「ちょっとちょっと!!何なのこれ!?すっごい火事じゃない!!」
新入りの恋人「何が起こってるのよ!!きゃっ!!」
新入りの恋人「建物の下敷きに・・・うっ、動けない!!誰か助けてよ・・・」
新入り「なんだこれは!?ただの火事じゃないな・・・」
新入り「・・・恋人のことが心配だ!」
プルルルルル
恋人「もしもし!!助けて!!助けて!!」
新入り「おい、どうしたんだ!?大丈夫か!?返事しろ!!!」
恋人「今建物の下敷きになってて!!動けない」
新入り「すぐ助けにいくからな!待ってろよ」
恋人「昨日のメール・・・あれって本当だったんだね・・・」
新入り「・・・・・・」
426 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/09(木) 19:18:58.97 ID:3w7gyyia0
友達1「よし、いい感じだ!!!そっちは?」
友達2「うん、かなり燃えてる!!」
友達3「これはすごいな・・・想像を絶する光景だ」
友達2「なぁ、俺たち正しかったんだよな・・・?」
友達1「当たり前だろ。こんぐらいの罰を与えなくちゃいけないんだよ」
友達2「でも全く関係無い人まで巻きこんで・・・こんなことして・・・」
友達1「・・・しらねぇよ・・・そんなこと」
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:23:16.93 ID:3w7gyyia0
ゆとり「母さんに電話してみる!」
姉「ダメ・・・ダメだよ・・・母さん携帯置いていったから・・・」
父親「くそっ・・・」
ゆとり「・・・探しに行く!!」
姉「ちょっと!!」
父親「・・・・・・」
母親「こ れ は ま ず い」
母親「これって火事?それにしては規模がでかいような・・・」
新入りの恋人「そこの人!!たすけて!!」
母親「ん?あ!あなた大丈夫!?」
430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:25:48.89 ID:3w7gyyia0
姉「・・・これヤバイって・・・どう考えても」
父親「・・・・・・」
姉「怖い・・・怖いよ」
父親「・・・お前はここで待ってろ!!!!」
姉「!!ちょっと!!!私をおいていくの!?」
父親「まだここには火は回ってこないだろ!!ここで待ってるんだ!!!」
姉「母さんを探しにいくの・・・?無茶だって・・・危ないよ」
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:30:23.89 ID:3w7gyyia0
警察1「これは「ゆとり世代」による反抗と見て間違いないでしょうね」
警察2「そうだな。やつらにこんな団結力があったとはな」
警察1「しかも日本全土で・・・ですからね。狂気ですよこれは」
警察2「歴史的な大事件になるな。早くアジトの特定急ぐんだ!!」
警察1「アジト・・・ですか?」
警察2「そうだ。こんなことを同時に実行できるってことは
どこかに司令塔があると考えて間違いないだろう」
警察1「確かに・・・」
警察2「とりあえず、火がつき始めた時間と場所を正確に特定するんだ」
434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:32:24.69 ID:3w7gyyia0
母親「体が半分以上埋もれてる・・・今助けるから!」
恋人「・・・・・・!!」
母親「(私の力だけじゃとても無理)」
母親「誰か!!誰かきて!!!!」
恋人「あなた・・・前に私にどっかであったことある?」
母親「えっ?」
437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:35:16.08 ID:3w7gyyia0
恋人「私の顔を覚えてないの!?」
母親「今はそんなこと・・・」
恋人「私はあなたをハッキリと覚えてる。一生忘れまいと誓った」
母親「何を言っているの?」
恋人「とぼけんな!!私を「ゆとり世代」だと言って馬鹿にして・・・
動けなくなるまでけり続けた!!!」
母親「あなた・・・もしかして!?」
440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:41:28.67 ID:3w7gyyia0
恋人「私は今までそれがずっとトラウマで・・・」
母親「・・・・・・」
恋人「私はあれからずっと人間不信で・・・人とまともに喋ることすらできなかった」
母親「・・・・・・」
恋人「離せよ!!どうした?笑わないの?哀れなゆとりの姿を」
母親「でも、それは昔の話で・・・」
恋人「あの人に出会うまで私は最低の人生を歩んできた・・・
でも今はあの人からも避けられるようになって・・・」
母親「あの人って・・・」
恋人「私、この事件を誰が起こしたのか知ってるのよ」
母親「事件?これが?」
恋人「これは「ゆとり世代」の起こした事件。お前らみたいな腐った大人への仕返しさ!!」
母親「(違う・・・今の私は!!)」
441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:46:17.86 ID:3w7gyyia0
ゆとり「(母さんは・・・)」
警察3「おっと君ちょっと止まってくれる?」
ゆとり「今はそんな暇ないんだよ!!」
警察3「けっ!!ゆとりの分際で・・・取り押さえろ」
警察4・5「はい」
ゆとり「離せっての!!!!」
警察4「こいつ、ライター持ってますよ!!」
警察3「ビンゴ♪署まで来てもらおうかな」
ゆとり「!!違う!!これは・・・」
警察3「タバコも吸わない・・・花火の季節でもない・・・
じゃあなんでこんなものを持ち歩いてるのかな?」
ゆとり「うっ・・・」
警察3「警察までちょっくらドライブして、そこで主犯が誰かをを吐かせてもらおうか」
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:52:39.63 ID:3w7gyyia0
恋人「うぅ・・・・・・」
母親「・・・私、もうあの時の私じゃないわ」
恋人「・・・?」
母親「私はもうそんな意味の無い一方的ないじめなんてやめる事にしたの」
恋人「・・・」
母親「だから・・・謝っておきたいの・・・」
母親「・・・ごめんなさい・・・・・・・」
母親「・・・ちょっと、どうしたの」
母親「ねぇ、動いてよ!!ねぇ!!!!」
449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 19:57:59.69 ID:3w7gyyia0
新人「・・・!!おい!大丈夫か!?」
新人「おい!!おい!!」
母親「・・・あなた、この人の恋人さん・・・?」
新人「え?そうだけど?コイツ大丈夫ですか?」
母親「もう動かないわ・・・あなたが放っておくから」
新人「何を・・・」
母親「この子はもう死んでるわ。これはゆとり世代の仕業」
新人「・・・・・・」
母親「悲しくないの?恋人さんが亡くなって?
この子はあなたを最後まで愛し続けたのよ?」
新人「・・・・・・・」
父親「母さん!!母さん!!」
母親「父さん」
新人「先輩・・・!?」
454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 20:02:22.84 ID:3w7gyyia0
父親「新人?なぜこんなところに」
母親「あら、工事現場の誰か?なかなかいい人じゃない。娘の夫にピッタリ」
父親「母さん!何を言って・・・」
母親「さーて、敵のアジトはドンキホーテね。今から止めに行かなくちゃ」
父親「待てよ母さん!!どうしたんだ!?」
新人「先輩危ないっすよ!!あっちはもう火の渦で・・・」
父親「おい!!戻ってこい!!行くんじゃない!!母さん!!!!」
459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 20:05:20.93 ID:3w7gyyia0
警察2「アジトを特定した。町のドンキホーテだ」
警察1「あそこが!?なぜ?」
警察2「火のつき方を見てみろ。ここを中心に燃え広がってるじゃないか」
警察1「なるほど・・・」
警察2「単純思考でゆとりバレバレwwww」
警察1「ゆとり乙。それじゃあ機動隊向かわせます」
461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 20:07:21.58 ID:3w7gyyia0
友達1「よし、じゃあドンキに戻ろうぜ」
友達3「そうだな。あそこは絶対安全なようになっているから」
友達2「・・・・俺は残るよ。この騒動を最後まで見届ける」
友達1「・・・お前がそうしたいならな」
友達3「早く戻ろう。ここはまずいって」
462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 20:10:23.66 ID:3w7gyyia0
父親「ひとまず火から逃げよう。母さんならきっとなんとかなる」
新人「先輩の自宅の方向は?」
父親「そうだな。姉もいることだから・・・」
近所「ちょっと!!まだ人がいるじゃないの?」
姉「えっ?」
近所「ここは危ないから早く逃げるの!!」
姉「でも」
ドカーン!!!!
姉「なに!?」
近所「何かに火が燃え移って爆発したんでしょ。あなたもそうなりたくなかったら逃げるの!!」
465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 20:14:15.01 ID:3w7gyyia0
警察2「ここがドンキだな。よし、全員突入!!」
友達1「なんだなんだ!?」
友達2「ドンキが警察に囲まれてるぞ!?」
友達1「特定されたのか・・・とりあえず逃げるぞ」
異常事態を考え、50人を超える機動隊員がドンキへと突入した
だがそこにいたのは1000人弱の若者たちだった
481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 20:37:36.69 ID:3w7gyyia0
その後日本は破滅した
~終わり~
474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 20:28:56.87 ID:3w7gyyia0
その後、日本各地での消火活動は3日続き、最終的には1000万人以上のの死傷者が出た
国中が焼け野原と化し、あらゆるものが無に帰した
この騒動の加害者役20万人の殆どは未だに行方がわかっていない
486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/09(木) 20:39:48.24 ID:YeqK2x/HO
投げやりすぎるwwwwwwwwwwww
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