1 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:37:56.35 ID:n/ZkXTtu0
くんくん「見て下さい!この現場に残されたフリスクを」
猫警部「しかし、これがいったいどう犯行に繋がると言うんだね。」
くんくん「確かに普通に食せばこれはただのお菓子に過ぎないでしょう。
しかし警部!これは肛門に入れれば殺人的な威力があるのです!」
猫警部「なんとそんな用途があったとは!流石だよくんくん!」
真紅「ああ、いつみても的確で鮮やかな推理。やっぱりくんくんは名探偵なのだわ。」
雛苺「すごいのー」
2 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:40:26.26 ID:n/ZkXTtu0
真紅「あそこから犯人に辿り着くだなんて。今日もくんくんは冴えてたのだわ」
くんくん「ここで番組をご覧のみんなのお知らせだよ!」
雛苺「うゆー?」
真紅「あら、何かしら」
くんくん「くんくん探偵は今週分をもって最終回になります。みんな、これまで応援ありがとう!
またいつか会おうね!その日までよろしぃ~くんくん!」
ナレーション「来週のこの時間からは『水銀燈の今宵もアンニュ~イ』をお送りします。お楽しみに。」
真紅・雛苺「・・・・・( ゚д゚)」
8 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:42:32.62 ID:n/ZkXTtu0
雛苺「うぇーーーーーーーん!! うぇーーーーーーーん!!」
JUM「騒がしいなぁ、どうしたんだ、雛苺?」
雛苺「くんくんがぁ、くんくんが終わっちゃったのーー!!」
JUM「へぇ、そうか。そういえば最近視聴率が悪かったらしいしな。」
雛苺「うわぁぁぁぁぁん」
JUM「とりあえず落ち着けって。終わっちゃったものはしかたないだろ?」
雛苺「びゃーーーーー くんくんとお別れなんて、絶対嫌なのーーーーー!」
JUM「わかったわかった。今度DVDの新巻買ったげるから、そしたらまた会えるって。」
雛苺「うぅぅ・・・・・・・・絶対・・・絶対だよ・・・・・?」
JUM「うんうん。約束する。」
雛苺「・・・・・グスン」9 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:43:48.58 ID:xoPizpFa0
真紅はどうした
10 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:43:54.44 ID:feYnPqHo0
_ __ ____
./ / / \::::::.:.`ヽ、
( ( ,ィ´ ヾヽ:::::.:.:.\
\ ヽ 〈::| 〉〉::::::::::.:.\
ヽ ( ヽト、 _ __ _ _ _//:::::::::::::::::::.:〉
)ノ _ ノ  ̄`フ ^ト、.:.::::::::::::/
(( ゙ー─r=r──-=_=<"´ l!  ̄`Y´
) ,イ;;7 i:(;;;;ソ>:、、 | i 所詮世の中数字ってことさ……
( lソ |:ト--‐'^l:l | |
) , ィ´ !::l j:| | |
r─‐ ┐ .(;;;). ゞ=ニニノ .:| |__
|:::::::.:.:.| (人 ノ .:| !::::::::::
l:::::::::.:(_,.っ i 1 Y´ .:l |:::::::/
``ー‐rー< ゝ-〈 入 !:::://
| \ \ _/.:::.\__ノ:://:
| ``ー--<フ7:::7r--ーr'"´ \:::::::::::::::::::://:::
\ こ〉‐〈こコ .:i \:::::::::::://:::/
``ー-----‐ / ,r'"´ ̄ ̄``┘ |::::::::://:::/::
/ ( /.:.::://:::/:::::
/ >‐r一─────'゙── ──
/ |::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
11 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:44:49.87 ID:n/ZkXTtu0
真紅「・・・・・・」
JUM「ほら、DVD買ったげるから真紅も元気出せよ。」
真紅「・・・・・・」
JUM「そうだ、紅茶淹れてきてやるよ。今日はねえちゃんが買ってきてくれたケーキもあるんだ」
雛苺「ケーキー!」
JUM「だから元気出せって。子供じゃないんだから分別ぐらいつくだろ?」
真紅「・・・・・・」
JUM「もう、とりあえず紅茶とケーキを用意しとくからすぐ来いよ。」12 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:46:07.58 ID:nAZNhH9VO
JUMが異様に優しいな
13 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:47:01.39 ID:n/ZkXTtu0
のり「みんな、今日の夕食は花丸ハンバーグよ!」
雛苺「花丸!!!!!」
翠星石「ハンバーグ!!!!!!!!」
JUM(正直さすがに飽きたよ・・・)
雛苺「この一番かわいいの雛の分!」
翠星石「あ、ずるいです!ちびちびはこっちの崩れたやつとるです!」
真紅「・・・・・・」
翠星石「あれ、真紅も一緒に食べないですか?」
JUM「そっとしといてやれ。昼からずっとあの調子なんだ。」
翠星石「真紅ー、早く来ないと真紅の目玉焼きの黄身だけ取ってくらげハンバーグにしちゃうですよー?」
真紅「・・・・・・」
のり「真紅ちゃん大丈夫かしら。」
JUM「きっと大丈夫だろ。一晩越せばまたいつも通りの呪い人形に戻ってるさ。」
のり「元気になってくれればいいんだけど・・・。」15 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:50:04.01 ID:n/ZkXTtu0
3日後
翠星石「VIPってのはちびちびみたいな幼女が大好きなペド野郎の巣窟で・・・・」
雛苺「ガクガクブルブル」
真紅「・・・・・・」
JUM「結局三日立っても真紅はあのままだな」
JUM「あいつ、本当に大丈夫なんだろうか」
JUM「おい真紅、いい加減元気出せよ。」
真紅「・・・・・・」
JUM「黙ってたってどうにもならないだろ。」
JUM「まったく。」16 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:54:28.13 ID:n/ZkXTtu0
ガサゴソ
JUM「さて、真紅さん。所でこれ何でしょう?」
真紅「・・・・・・」
JUM「じゃーん!くんくん探偵DVD最終巻!フラゲしてきたんだぜ!」
雛・翠「!!!」
真紅「・・・・・・」
JUM「真紅も一緒に観るか?映像特典もあるからテレビでやってない話も観れるぞ。」
雛苺「雛観るのー!」
翠星石「翠星石も観るです!」
JUM「真紅はどうだ?」
真紅「・・・・・・興味ない。」
JUM「はぁ?お前どうしちゃったんだよ。お前の大好きなくんくんだぞ?」
真紅「悪いけど一人にさせて頂戴。そういう気分にはなれないのだわ。」
翠星石「真紅様子が変ですぅ。」18 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:56:00.18 ID:xoPizpFa0
真紅はもうジャンクだな
19 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 10:57:35.16 ID:n/ZkXTtu0
さらに4日後
JUM「結局まだ真紅は落ち込んでるな。どうにかならないものか。」
真紅「・・・・・・」
スタッ
真紅「・・・・くんくん・・・くんくん・・・くんくん・・・」
JUM「ん?どうしたんだ真紅?どこに行くんだ?」
ピッ
真紅「・・・・くんくん・・・もうすぐくんくんが始まる時間・・・くんくんが私を待ってる・・・」
JUM「あのなぁ、くんくんは先週が最終回だったんだから今テレビつけてもくんくんはもうやってないぞ。」
真紅「・・・・くんくん・・・私のくんくん・・・・早く会いたい・・・・・」21 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:00:34.41 ID:n/ZkXTtu0
テレビ「チャララララララ」
水銀燈「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」
水銀燈「ごきげんよう、私は誇り高いローゼンメイデンの第一ドール、水銀燈・・・」
真紅「・・・・くんくん・・・くんくん・・・・・・」
翠星石「あー水銀燈がテレビに出てやがるですぅ」
雛苺「生放送なのー。水銀燈、緊張が顔に出てるのよー」
真紅「・・・・・・」22 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:04:37.42 ID:n/ZkXTtu0
水銀燈「では次のコーナーは、『ジャンクにしてあげる』」
水銀燈「このコーナーではみなさんの悩みを聞くらけ聞いたげるわぁ」
雛苺「水銀燈舌が回ってないのー」
真紅「・・・・・・」
水銀燈「さて、次のお便りは東京都のうにゅーさん。」
雛苺「あ、雛のお手紙採用されたのー」
翠星石「いつの間に応募してたですか」
水銀燈「『苺大福の食べ過ぎで腹の肉がつまめるようになってしまいました。
最近はJUM登りも意図的に避けられます。どうすれば痩せられるでしょうか。』」
水銀燈「ぶざまねぇ、いっそローザミスティカを譲れば体型なんて気にならないんじゃなぁい?」
水銀燈「あら?続きがあるわ。『ヤクルトも高カロリーだからガブ飲みはよくないのよ』」
水銀燈「余計なお世話ねぇ!」23 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:07:53.29 ID:n/ZkXTtu0
水銀燈「今日はこんな所かしら。来週もまた見なさいよ。さようならぁ」
・・・
スタッフ「水銀燈さん、お疲れっす!ヤクルトどうぞ!」
水銀燈「あ゙ー、心臓止まるかと思ったぁー。あっ、気が利くわね。ありがと。」
ゴクッゴクッゴクップハー
スタッフ「あっ、後真紅って名前の視聴者からしつこく怪文書が来てたんすけど、知り合いか何かっすか?
30通はゆうに超える量の葉書でどれもこれも『くんくんくんくん』って。
あ、こういうのは勝手に処分しとくべきっしたね。失礼しゃーした。」
水銀燈(そういえば真紅には長いこと会ってないわねぇ。久しぶりに行ってみようかしらぁ)24 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:11:34.53 ID:n/ZkXTtu0
翠星石「あははははwwwちびちびも見たです?ww水銀燈顔まっ赤っかだったですぅ、もう爆笑もんですぅwww」
雛苺「wwwwwゴブッwwwブヘッwww窒息wwww窒息するのwwwww」
真紅「・・・・・・」
パリィン
水銀燈「ごきげんよぉう、真紅ぅ、あんな手紙ばっか送ってきて遂に頭がジャンクになったのかしらぁ?」
雛苺「wwwwww水銀燈wwwww口の周りwwwwwwww真っ白なのwwwwwwwwwww」
翠星石「ヤクルト飲んできたですか?wwwwwwww注意したのにガブ飲みして来たですか?wwwwwww」
水銀燈「///あ、あんたたちは関係ないじゃない!」
真紅「・・・・・・」25 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:15:42.74 ID:n/ZkXTtu0
水銀燈「それでどうなのよぉ真紅ぅ。朦朧として。そんなんじゃアリスになるのは到底無理ねぇ。」
真紅「・・・・・・・そうね。私はもうアリスゲームを降りた方がいいのかもしれない。」
水銀燈「・・張り合いないわねぇ。いいわ、今日は私もう帰るわ。でも次来る時は本気でローザミスティカを奪いに来る時よぉ。」
JUM「ちょっと待った!」
水銀燈「びっくりした、あなたは確か真紅のマスター。いつからいたのよぉ、ていうか何?」
JUM「真紅がああなった訳、知りたくないか?」
水銀燈「まぁ葉書も着てたし大体予想は付くけど・・・」
JUM「そのことについて協力して欲しいことがあるんだ、、、」26 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:20:32.48 ID:n/ZkXTtu0
JUM「お前確か、人形を操ることが出来ただろ?」
水銀燈「確かにプーさんで遊んだりしてたわねぇ」
JUM「それでうちのくんくんの人形を使ってくんくんを演じて欲しいんだ」
水銀燈「はぁ?私にそんな事をやれっていうのぉ?する訳ないじゃない、おばかさぁん。」
JUM「そこをどうか頼む!ほら、ヤクルト買ったげるから!」
水銀燈「馬鹿にしないで頂戴。私はもうレギュラー番組を持ってるの。収入があるからそんなもの自分で買えるのよぉ」
JUM「・・・テレビで顔が割れてるなら今更逃げ隠れ出来ないよな? お前、窓ガラスの張替えがいくらするか知ってるか?」
水銀燈「・・・・。わかったわ、手伝えばいいんでしょ?」27 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:24:27.42 ID:cXCk02s5O
JUM優しすぎるだろ
28 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:25:33.15 ID:n/ZkXTtu0
JUM「これで後はくんくんの声を準備できればいいんだが。」
JUM「水銀燈、お前、テレビ局で声優さんとコネとかないのか?」
水銀燈「あいにくそう簡単にはいかないわねぇ・・・ちょうど番組も入れ違いだったし・・・」
JUM「さすがに僕の声じゃとても似つかないし、誰か上手い人はいないものか・・・・」
水銀燈「あ、私にいいアイデアがあるわぁ」29 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:29:55.10 ID:n/ZkXTtu0
ここはnのフィールド
見渡す限り何も無い空間
水銀燈がそっとニンジンを投げ捨てる
?「怪しい香りに包まれて 今宵は神秘の果実のご登場、とでもいいましょうか」
ラプラスの魔「運命の糸とは気まぐれなもので、私とこの人参が巡り会ったのもある意味では必然の筈」
JUM「知った顔して、あいつあそこまで馬鹿なのかよ」
水銀燈「まだ油断しないで。ニンジンに手を触れた瞬間に捕まえるわよ」
ラプラスの魔「一輪の花のように赤々とした鮮やかな果肉。されどその花を腐らせるのもまた罪といえましょう。
ここは私がその命を受け止めてあgちょおまなにやめくぁwせdrftgyふじこlp」30 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:31:57.60 ID:JjbD96+dO
和む
31 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:33:20.14 ID:FY2KbBh6O
うさぎバカスw
32 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:33:26.31 ID:feYnPqHo0
_,-, w
⊂iヾ、 ∩且つ/ ▽
≡ \ .( ・x・)/
ヽ i' |,へ イヤッフォォォォィ
≡ )人i 、ゝ
/ / ヽi
≡ // ゚∴
(/ ∵+
33 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:34:23.77 ID:n/ZkXTtu0
ラプラスの魔「死者には花束。兎には人参。概念の鎖に囚われた貴方達は回し車の鼠の様に醜い。」
JUM「じゃあそれにまんまと引っかかったお前は何なんだよ」
水銀燈「口の減らない兎ね。いっそこのままジャンクにしてやってもいいのよぉ」
JUM「水銀燈も落ち着けって。僕達の目的はあくまでも真紅を元気付けることなんだ。」
ラプラスの魔「ほほう。一匹のしがない兎にそのような役が務まるとでも」
JUM「ラプラスには声を演じてもらうだけでいいんだ。幸いなぜかラプラスの声質はくんくんのそれに凄く近い。きっと上手に出来ると思う。」
ラプラスの魔「断る、と申した場合は如何するおつもりで?」
水銀燈「そういえばヤクルト箱買いしたせいで今お金が足りないのよねぇ~。今日は兎鍋かしらぁ。」
ラプラスの魔「・・・承りましょう。」34 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:35:31.44 ID:6B7nKT6YO
まさかのラプラス
36 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:36:54.79 ID:n/ZkXTtu0
真紅、鞄の中にうずくまっている
真紅「・・・・・・くんくん・・・」
コンコン
真紅「JUM?それとも雛苺?貴方には悪いけど、もう少し一人にさせてちょうだい。」
?「本当にそうかな?判断に必要なのは、どんな小さなことも見落とさない観察力さ。」
真紅「!!!!!」38 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:38:54.47 ID:n/ZkXTtu0
ガバッ(真紅、鞄をあげる)
真紅「う・・・嘘・・・」
真紅「あなた・・本当にくんくんなの・・・・」
くんくん(ラプラス)「もちろんさ!いつも応援してくれてありがとう!改めましてよろし~くんくん!」
真紅(ど、どうなってるの・・・?凛々しい顔立ち、鋭く尖った声。どう考えても彼はくんくん・・!)
真紅(ま、まさか私の彼を想う心が彼をここまで呼び寄せたの?なまじ信じられない。)
真紅「お、お会いで着て光栄なのだわ。私はローゼンメイデン第5ドール、真紅。初めて見た時から応援していたのだわ。」
くんくん(ラプラス)「僕も君の様な淑女に出会えて光栄さ!」
真紅(くんくんに・・・『淑女』だなんて・・・・)
ポッ39 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:41:11.78 ID:FY2KbBh6O
くんくんの中の人って誰だっけ?櫻井?
40 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:43:08.82 ID:n/ZkXTtu0
>>39津久井教生、ラプラスの中と一緒の人
・・・
水銀燈(プークスクス 真紅ったら本気で夢中になっちゃって、かわいいわぁ フフ、そうだ・・・)
くんくん(ラプラス)「うん、君のようなおとしやかで上品な女性はめったにいないよ」
真紅「くんくん・・・」
くんくん(ラプラス)「貴女は美しい。この世に二人といない絶世の美女だ。」
真紅(モジモジ)
くんくん(ラプラス)「ああ、僕はもう我慢できない。君を自分のものにしたい!」
くんくん、真紅を抱き倒す
真紅「くんくん・・・だ・・めよ・・あぁ、だめなのだわ・・・こんな関係になってしまっては・・・」
くんくん(ラプラス)「はぁークンクン!クンクン!くんかーくんかースーハースハー」
真紅「あぁ、くんくん!くんくん!」42 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:44:16.94 ID:n/ZkXTtu0
JUM(真面目にやれ!)
水銀燈&ラプラスの魔、殴られる
くんくん(ラプラス)「大人気ない行動に出てゴメンネ!僕が今回来たのはもっと別の目的があってなんだ。」
真紅「・・・(ちょっと残念)」
くんくん(ラプラス)「どうやら最近真紅さんは元気が無いらしいじゃないか。どうしたんだい、一体。」
真紅「そ・・そんなことないのだわ、私はいつだってくんくんを想って元気一杯なのだわ」
くんくん(ラプラス)「ふふ、忘れたのかい?僕は探偵、嘘を見破るなんて簡単なことさ!」
クンクン、クンクン
. .. . . .. . . ..
くんくん(ラプラス)「このニオイは!……ウソをついている『ニオイ』だぜ……真紅!」
真紅「!!」43 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:45:49.56 ID:FY2KbBh6O
>>40
サンクス
俺の駄目絶対音感もまだまだだな
44 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:47:28.75 ID:n/ZkXTtu0
真紅「やはり貴方は名探偵。隠し事をしようとする方が無理のようね。」
くんくん(ラプラス)「・・・。」
真紅「認めるわ。私は貴方の番組が終わって以来、朦朧として毎日を過ごしていたわ。」
真紅「一目見た時からずっと貴方のことが夢中だったの。それだから、最終回が本当に信じられなかったの。」
真紅「いいえ、もしかしたら心のどこかで最終回を理解していた節はあったかもしれない。それでも、私は受け入れられなかったのだわ」
真紅「くんくんにもう会えないという現実を受け入れたくなかった。いつもと同じようにあの時間にテレビの前に行けば、
何事も無かったかのようにまた貴方に会えるんだと信じたかったの。」
真紅「いつものくんくんの時間に貴方に会えなかった時は放心したわ。それまでいつも一緒だったのに、私だけ見放されたような気がした。
生きる意味を見失ったような気がしたの。だからこそ、今日貴方が会いに来てくれて、本当に救われたの。」
真紅「ありがとう・・・・くんくん・・・・。」45 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:48:27.59 ID:6B7nKT6YO
もう宗教の域
46 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:49:50.75 ID:n/ZkXTtu0
真紅「やはり別れは来るのが定めなのね」
くんくん(ラプラス)「僕も出来ればいつまでも君と一緒にいたい。でも、いくつもの難事件を僕は見過ごす訳にはいかないんだ。」
くんくん(ラプラス)「僕が行ってしまったら、君はまた落ち込んでしまうのかい?」
真紅「いいえ、今度こそは元気をとりもどせるわ。そのために、これまでのお礼としっかりとしたお別れを言わせて欲しいの。」
真紅「今までつらい時も悲しい時も、貴方の勇気に励まされたわ。くんくん、本当にありがとう。そして、さようなら。」
くんくん(ラプラス)「僕も君に会えて本当に良かった。事件の合間に、いつかまた会いに来るよ。その日まで、よろしーくんくん!」47 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:52:30.27 ID:n/ZkXTtu0
数日後
雛苺「きゃはは!タッチー翠星石がまた鬼なの」
翠星石「きぃー、ちびちびのドレスの方が走り回るのは有利に決まってるですぅ!」
JUM「お前ら、家の中で鬼ごっこするんじゃねぇ!」
真紅「屋内では静かにありたいものね。」
JUM(一時はどうなるかと思ったけど、あれ以来真紅は元気を取り戻したみたいだ。
以前は口うるさい呪い人形ぐらいにしか思ってなかったけど、やっぱりこれが真紅らしいや。)
真紅「聞いてるの、JUM。早く紅茶を入れて頂戴。」
JUM「わかってるからせかすな!この呪い人形」
真紅「相変わらず俊敏さに欠ける、使えない家来ね」
JUM「とりあえず紅茶だな。わかった、煎れてくる。」
真紅「あ、後、紅茶を飲みながらくんくんのDVDでも観ましょうか。」
おしまい48 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 11:54:39.38 ID:6bqfwAne0
( ;∀;)イイハナシダッタナー
52 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[] 投稿日:2008/12/03(水) 12:00:09.42 ID:v1/RbY9u0
/. ノ、i.|i 、、 ヽ
i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
| i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | r-、 ヽ、 / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ノ// i |ヽi. _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
/ i || i` - -、` i ノノ 'i /ヽ | ヽ | | / | 丿 _/ / 丿
'ノ .. i )) '--、_`7 (( , 'i ノノ ヽ
ノ Y `-- " )) ノ ""i ヽ
ノヽ、 ノノ _/ i \
/ヽ ヽヽ、___,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
61 名前:
愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/03(水) 14:14:34.95 ID:O/193bWy0
短編も悪くないな。乙。
画像提供:モアイ部
似たような記事
- 関連記事
-